良い酒場って、客との絶妙な距離があるような気がする。
離といっても、物理的な距離ではなく心の距離とでもいうのだろうか。
最近、昔からよく通っていた六本木に行かなくなった。遠くなったこともあるが、店の雰囲気が自分に合わなくなったからだ。
酒場の魅力とは、店側の作り出すものが<6>とすれば、そこに来るお客さんによるものが<4>かそれ以上だと思っている。
どんなにきれいな店でも、きれいな女将がいても、つまみが旨くても、いやな客が常連の店には行かなくなるだろう。
僕は、気に入ると頻繁に通うようになるタイプなので、所謂「常連客」という部類にはなりやすい。
でも、最近考える。お気に入りの酒場とどんどん近づきになって、こっちもあちらも気を使わなくなってしまったら、なんか悲しんじゃないだろうかと。
もちろんお店側には客の思い込みとは別のきちんとした計算があることは承知の上だが・・・。
ずるずると店側になれなれしくなっていくことだけは避けたいと思っている。
いい曲のいる酒場、そこは必ずいい酒場だと言えるだろう。さて、明日は月曜日だけど木場に行きたくなっている。
俺はいい客になれているのだろうか?まずは仕事をきっちりしなけばならないが。
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