抑えるようになった。本当に最初のいっぱいだけにして、後は焼酎を飲むようになった。
折りしも芋焼酎ビームの時期に重なり、加えてそのときの上司が焼酎専門家だったものだから
急激にのめりこんだ。今でも通うたくさんの素晴らしいお店もこのジキに教えていただいた。
それからずっと焼酎のみだったが、あの震災の後何とか再起使用と頑張っている東北の蔵を知った。
いわき「寿」 、しみじみと旨い。「立山」という酒も旨い。木場の「つちや」ではこの2種類を必ず呑んで帰る。
僕は、薀蓄はまったく興味が無い。諸先輩たちは愛情ゆえに様々な物語を聞かせてくれるけれど、
酒そのものがあれば良いと思っている。
一時期、日本酒ブームだった頃、八海山だの越の寒梅だのと有名な酒が偉そうにしていた。
焼酎ブーム時も森井蔵が、ん万円とか。 今飲んでいるのは、それなりに有名なお酒らしいのだが
無学な僕には、先入観の無いまま味わえる酒たちが増えたという状況なのだ。
先日、酒場の先輩が59歳でなくなった。いつもの宵に、献杯を準備して飲んだ。
こういう時間も日本酒が良いと思う。
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