2010年3月22日月曜日

師匠


人生の師匠である。今年70歳になるカメラマン。そして社長。
かれこれ30年近いお付き合いになる。師匠といっても弟子は不遜極まりない人間なので、親子ほども年が違ってもタメ口の友人づきあいをさせていただいている。
お互い写真が好きで、ある仕事を通して仲良くなった。今身近で最も尊敬している人物である。
常に穏やかで、アシスタントにさえ声を荒げたのを見たことがない。かといって甘いだけの人物ではない。ロケに行けば陽がくれるまで、いや、日が暮れても明りがあるうちは撮影をつずける情熱の人。
イケメンとは確かに言えないが、いい顔をしていると思う。
最近、政治家やタレントの嘘や悪行が露見してさもしい顔を見続けているからかもしれないが、お年を召した方にいい顔の方を多く見かけるようになった。
無意識のうちに探しているのかもしれない。いい仕事をして来た人や、信念をもって生きてきた人たちにそんな顔の人が多いと思う。
自分はああいう顔になっていけるのだろうか?道半ばではあるな~。

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