2009年6月1日月曜日

増上寺薪能

30日土曜日。本日は再教養化作戦の一環として、能楽鑑賞である。


私の友人の中fで最も資産家であるヘアメイクの長谷川さんにご手配いただいて、芝増上寺での薪能鑑賞となった。 生憎の雨模様で会場が本堂となったため、B席C席の方は払い戻しですと。私は勿論S席です。(7000円也(;_;)


初めての能なので一寸心配であったが、長谷川さんの前夫(一緒だった)の分かれば面白いですよ。を信じてさあ開始。 第一部の「百萬」は分かりづらかったが、子役が頑張っていた。 中の狂言も笑えました。 第二部は「紅葉狩り」これは般若が出てくる話しだが、休憩でパンフレットを買って解説を読んでいたので割と楽しめた。


しかし、能の魅力というかポイントは囃子だと思う。あのゆっくりとした動きと大小の鼓の織り成す何ともいえない世界が魅力的だった。 特に鼓の音は、あんなにも透明感のある研ぎ澄まされた音だとは知らなかった。 また歌いの声も独特の世界を形作る大きな要素だと思う。

増上寺の本堂は響きがよすぎて言葉が聞き取れなかった部分があったがそれでも満足できた。ただ、照明は私には単なる八の字ライティングに思えてならない。本来ならば夜の闇の中で白い面と煌びやかな衣装が浮き立ち更に幻想的な世界になるのだろう。

今度は能楽堂で観てみようかと思う。 その前に落語に行かなくては・・・。
17:30開始で終了は21:30 

4時間みっちり見たので終わったら長谷川さんたちとはさっさと解散。
いい夜でした。
長谷川さんありがとう。

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