25日 大学にいっている娘が学校の課題で飲み屋の入り口を10軒分撮影して行く必要があるという。
で、その写真を元に自分なりの「酔空間」をデザインするんだと。いいのか悪いのか分からん課題だが、「そんな場所に女の子一人で撮影なんて心配です。ガード&ガイドとして父ちゃん召喚!」という事で夕方から三脚かついで娘のお供で浅草→人形町→新橋というゴールデンコースを回った。
まずは浅草・観音通り、東雲屋。三脚立て店を撮っていたら中から親父が出てきて「無断で何してんだ!」とお怒り。少し離れてみていたのであわてて駆けつけ謝りつつわけを話す「常識だろ!」と罵られ、娘半切れ。まあまあ~そういうもんですよ。
今度はちゃんとことわりましょね。と観音裏へ。いわずと知れた「ぬる燗様」。わざと一人で行ってこいと学生証を握り締めて暖簾をくぐらせる。中でなにやらゴニョゴニョ ・・お、店主が出てきて提灯の向きを直す。お許しが出たようだ。店主に向かって手を振るが気がつかない様子。無事デジカメでパシャパシャっと撮影。終わってお礼を言いに中へ、「なぁんだ」と93チャン。お騒がせです、来週来ます。
ぬる燗で自信をつけたのか、その後は積極的に撮影浅草で6軒撮影、人形町で5軒、新橋で3軒と結構精力的に活動した。 新橋ではかの有名な「バル・ビエン」の扉も撮影。「このちょっとだけ開いてる扉がポイントなのさ?!」としたり顔で言う親父。流石にカウンターデビューさせる自信はなくそっと退散。道路の向かいの若者タイプの店で夕食。
娘とこういう形で飯を食うことになるまでになったのだなぁ、としばし感慨にふける。
しかしその課題、俺もやって見たいぞ。 しかしデジタル一眼レフは使いづらいな。マニュアル撮影がやりづらい。D60にいまひとつ感情移入できていない自分がいる。
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