2008年1月5日土曜日

帰省その2

ずきずきする頭を抱えながら宿の朝飯を食い、みんなで一度実家に戻る。お線香を持って親父の墓参りに。親父の墓は田んぼの真ん中の吹きさらしの墓地の中にある。北には那須連山を臨み、山からの北風にもろに吹かれる厳しい場所だが、それだけに清冽な印象を受ける。墓としてはいい場所だと思う。

その後我々家族4人と母親と甥っ子の6人で「那珂川水遊園」なる所に行く。簡単に言えば内陸にある水族館である。以前にも一度訪れたことがあるが、今回は「不思議な魚」という企画展をやっており あの「ダイオウグソクムシ」が居るというのだ。

「ダイオウグソクムシ」は深海300~2000mに生息するダンゴムシの仲間で、最大40cmにもなるというもの。以前真鯛を釣ったときに裁いていたら、口の中に2匹の寄生虫を発見した。「タイノエ」というポピュラーなものらしいが、そのときはそのグロテスクさに検索の嵐となってしまい、その流れで出会ったジ情報に「ダイオウグソクムシ」もあった。

実際に目にすることは無いだろうと思っていたので、思わず貴重な体験となった。海の無い土地に育った私はその反動で、海への憧憬が強い。子供の頃にこんな水族館が近くにあればよかったのにと思わずにはいられない。

写真は「グレートバリアリーフにすむ魚」という水槽の中。栃木県の真ん中で、グレエーとバリアリーフの海を感じられるという事はある意味すごいことだと思う。

(つづく)

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