2007年9月12日水曜日

城之崎にて(3)

帰りの但馬空港に展示しあるYS-11である。戦後日本の工業的復興のシンボルともいえる国産旅客機YS-11 
その制作にまつわる話はプロジェクトXに詳しい。泣きましたねあの話は。

昔屋久島にロケに行ったとき、鹿児島空港から屋久島までこのYS-11で飛んだことがある。もう5年も前のことだ。
そのときも「もうこの機体を見ることも無いだろう・・・」と思ったのだが、こんな所で再びお目にかかれるとは思わなかった。

既に失われて久しい日本の航空工業力の記念碑として長く保存されて欲しい。一日2便の地方空港の片隅でひっそりと夕陽を浴びる老雄を目にして、悲しみを抑えられなかった。

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