2007年5月5日土曜日

ashes and snouw

連休の中日、5月2日にかねてから行って見たかった展覧会
「グレゴリー・コルベールのashes and show展」 に行って来た。お台場のノマディック美術館という特設美術館だ。例の人生の大先輩と一緒に車で行ったのだが、まず駐車場が一回1500円也。高い!で、入場料が1750円!!
おいおい、と思ったのだが、いったん中に入ってみるとこれはすごい!久しぶりに感動した。
行く前には、何となく合成チックな感じを持っていたのだがすべて実写。おそらく高感度フィルムを使用しているのでは無いだろうか。
さらに、このコルベールさんスチールの人かと思っていたら、ムービーの人だったんですね。映像が3箇所で放映されていたけどこれもすごかった。
10年間の成果だそうだが、情熱と労力に感服する。すべてが計算された画面構成と演出。人によってはその演出というか計算されたところが嫌いな場合もあるだろう。
しかし、出演のモデルさん(ダンサー)と動物達はこれまたたいしたもんだと思う。あんた、群れで水浴びするゾウの前で踊れるか?訓練されていると分かっていてもチーターと一緒に砂漠で眠れるか?
いやー、出演者の根性に感服しましたわ。
CGDとかUGCとか言われて一般の人々が気軽に色々な映像や文章などのコンテンツを作成し、発表する時代になった現在、我々のような「プロ」というステージにいるものは、圧倒的なコンテンツの質の差を見せつけなければその存在理由を失う、そんな状況だと思う。
今日は娘にこの展覧会を見せるためにもう一度お台場に向かう。
混んでいないといいなぁ。

0 件のコメント: