
勝鬨橋の近くで撮影をした。そのとき近くの倉庫に止まっていたトラックが何気にかっこよかった。機能を説明していながら、目立つし、かっこいいし、デザインというのはこういう方向で行きたいなーと思った次第。
でも、これを運転するのが無精ひげぼうぼうのステテコオヤジではイメージ台無しだな~。出来れば息子と二人暮らしの35歳くらいのシングルマザーが一生懸命に活きるために運転している!といったような物語が欲しいところではありますね。(妄想が暴走)
そういった視点で車というか商用トラックのビジュアルを見てみると、改善の余地が炊くさあ有ることに気付く。世の中にあふれている商用トラックの外装がもっとカッコよくなるだけで日本、東京の景観がずいぶん変るのではないだろうか。
20年ほど前にベルギー、イタリア、スペインと旅をした。そのときに感じたのは「街」がきちんとデザインされているというコトだった。センスとでもいうのだろうか、工事車両もトラックも色使いといいフォルムといい街並みときちんと整合性がもたれていたように思う。日本にも江ノ島電鉄や広島の路面電車など景観として融合している例が無いではない。しかしながら、あらたな車両デザインが採用される際にそれが走る環境を考慮して企画選考されているのかどうか?
インターネットの普及でみんながコンテンツを作成し、公開する社会になった。それはそれでいいことなのだが、それは同時に
混沌の時代のスタートなのかもしれない。そんな時代だからこそ、デザインやプランニングの世界にはプロフェッショナルの仕事が逆に重要かつ必要になってくるのではないだろうか。ま、それはデザインに限ったことではないか。
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