2007年9月9日日曜日

城之崎にて(1)


先週の水曜から3日間 兵庫県の城之崎温泉に撮影に行ってきた。丁度台風9号が関東に迫っているときにのんきに温泉の
撮影であった。温泉街としては桃色系の店が極端に少なく、そのため情勢客が多い。
特に若い女性の2人連れや4~5人のグループ、それからカップルも多い。熟年のカップルも多かった。
何故そんなに詳しいかというと、温泉街を流れる大谷川に掛かる橋を撮りに行ったからだ。朝の6時から夜の8時まで飯のとき以外ずっと橋の上にいた。
怪しげな男達がでかい三脚とカメラを橋の上に据えて日がな一日何するでもなく、ずっと空を睨んでいるわけだ。
そのうち道を聞く人が現れ、待ち合わせの目印にされ、町の人と挨拶まで交わすようになってしまった。
文豪が長逗留して作品を書いたという物語は、伊豆や箱根と同じだが、街の清潔感という点からはこちらの方が随分と上のような気がする。
東京羽田からの直行便は無く、伊丹に行ってプロペラ機に乗り換え但馬空港まで20分。兵庫県とはいえ日本海側であるこの地方は関東から来た我々にとっては旅情を感じる場所であった。
面白いことがいろいろ有ったので、シリーズ展開で行こうとおもう。請うご期待。

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