
今日は銀座から有楽町のBIGCAMERAに行ってきた。売り場が広すぎて目指すものが中々見つからないのは、ジイサマになりつつある証左かも知れぬ。で、新橋までとぼとぼと歩いてくる途中に見かけたこんなもの。結構有名らしいが、天賞堂ビルの一回にある天使のブロンズ像。ビルの角から路地を覗き込んでいる感じである。
なんかさ、こういうものに出会うと一日が少し暖かいものになるよね。これを企画した人も偉いが、一番偉いのはそれを許可して金を出した方だろう。オーナーなのだろうか?もし合議制の株式会社の役員会で決まったとしたら、天賞堂たいしたもんである。なんだかんだ言っても、最終的に資金を握っているやつの心の大きさ、志の高さによって我々の身の回りのあるモノや環境のクオリティが変ってくると思う。
すごい彫刻家が何万人いようとも、その才能を具現b化させることが出来る人々がいなければ何の意味も無い。
デザインに関してもそれは言えるだろう。日本の車のデザイン(ここでは狭い意味での)がイタリア車を越えられないとか言われているのはデザイナーのせいではない。デザインを決める役員会と売れ筋を決める営業と、無難な車を購入する日本人のせいなのだ。
それでも勇気ある企業家は夢を持って自らのアイデアを世に問うプロダクトを提案するのが外国。日本にも童夢やミツワ自動車は有るけどね。
話が横にそれたけど、もっと決定権がある方々のセンス向上を望みたいというのが今日の思いでした。
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